【9月チェーンストア販売統計】
 日本チェーンストア協会が21日に9月のチェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会に加盟している企業の販売額合計)を発表。

 9月のチェーンストア総販売額は前年同月比▲4.6%(店舗数調整後)の1兆151億円。前月は+3.3%。

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 詳細は日本チェーンストア協会で確認できます。

 9月のチェーンストア販売額は前年同月比▲4.6%の1兆151億円と5か月ぶりに前年同月を下回りました。新型コロナウイルス感染拡大により外食や外出の自粛から食料品が前年同月を上回り続けたのに対し衣料品が前年同月を大きく下回り、消費税の税率引き上げに伴う駆け込み需要があった住関品も前年同月を大きく下回っています。

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 販売額の7割を占める食料品は前年同月比+1.0%と前月(+6.8%)から鈍化したものの8か月連続で前年同月を上回りました。
 内訳をみるとイベント中止や外出自粛の影響で「惣菜」(▲1.9%)が2か月ぶりに前年同月を下回ったのに対し「農産品」(+7.1%)、「畜産品」(+5.4%)、「水産品」(+4.6%)が前年同月を上回っています。

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 続いて1割を占める「衣料品」は前年同月比▲23.5%と前月(▲16.3%)から下げ幅を拡大、12か月連続で前年同月を下回りました。
 内訳をみると天候が良くなかったことや外出自粛の影響から「紳士衣料」(▲24.5%)や「婦人衣料」(▲26.9%)がともに前月から下げ幅を拡大しています。

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 最後に2割を占める住関品は前年同月比▲13.4%と4か月ぶりに前年同月を下回りました。
 内訳をみると消費税の税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動などで「家電製品」(▲36.3%)、「医薬品・化粧品」(▲26.6%)、「日用雑貨品」(▲11.2%)、「家具・インテリア」(▲2.1%)が前年同月を下回っています。

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 今後ですが新型コロナウイルスの感染拡大は続いており状況に変化がないことから食料品は内食需要が以前ほどではないものの一定の強さを維持することから前年同月を上回る状況が続きそうです。
 続いて衣料品ですがGotoトラベルキャンペーンの影響は限定的、季節商品の動きは出てくるものの不要不急の支出を避ける動きが続きやすいことから前年同月を下回る動きが続きそうです。住関品は消費税の税率引き上げの反動はなくなるもののドラッグストア等の競合店舗のことも考えると前年並みまで持ち直せるかどうかは微妙に。

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