【ドイツ4月鉱工業生産】
 ドイツ経済技術省が8日に4月の鉱工業生産(事業所における生産状況)を発表。

 4月の鉱工業生産指数(季節調整値)は前月比1.0%減の106.3(2015年=100)。前月は1.7%増。

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 詳細はドイツ連邦統計局で確認できます。

 4月の鉱工業生産は前月比1.0%減と2ヶ月ぶりに減少しました。建設業が増加したのに対し製造業、エネルギーの生産がそれぞれ減少、市場予想(0.3%増)を下回っています。3ヶ月移動平均をみると生産活動は上昇傾向が維持出来ているか微妙になっています。

 産業別にみると製造業・鉱業(▲1.7%)が2ヶ月ぶりに減少、エネルギー(▲1.6%)が3ヶ月ぶりに減少したのに対し建設業(+3.3%)が2ヶ月連続で増加しました。
 製造業を細かくみると「電気機械」(▲3.5%)が落ち込んだ模様です。

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 財別にみると中間財(▲2.0%)が2ヶ月ぶりに減少、投資財(▲1.3%)も2ヶ月ぶりに減少、消費財(▲2.1%)も2ヶ月ぶりに減少といずれも前月から減少しています。

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 今後ですがアメリカの保護主義的な政策により国内もしくは海外企業が先行きの不透明感から生産に慎重な姿勢になっているように見え、しばらく生産は一進一退となりそうです。
 他の指標をみると製造業生産の先行指標である製造業受注は前月比2.5%減と4ヶ月連続で減少しました。地域別にみるとユーロ圏外が4ヶ月ぶりに増加したのに対し国内とユーロ圏は落ち込んでいます。

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 また貿易収支をみると4月の輸出は前月比0.3%減と2ヶ月ぶりに減少しました。落ち込んではいませんが頭打ちにはなっており他の指標の面からも生産は精彩を欠く動きになりそうです。


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