【イギリス11月鉱工業生産】
 英国立統計局(ONS)が10日に11月の鉱工業生産(事業所における生産状況)を発表。

 11月の鉱工業生産は前月比0.4%増の105.1(2015年=100)、前月は0.2%増。

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 詳細は英国立統計局で確認できます。
 
 11月の鉱工業生産は前月比0.4%増と8ヶ月連続で増加しました。主力の製造業や電力・ガスが増加、市場予想(0.3%増)を上回っています。

 産業別にみると電力・ガス(+3.2%)がガス供給の増加で2ヶ月ぶりに増加、主力の製造業(+0.4%)が7ヶ月連続で増加したのに対し鉱業(▲1.4%)が3ヶ月ぶりに減少しました。

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 鉱工業生産の7割を占める製造業を業種別にみると「輸送機器」(▲3.4%)が3ヶ月ぶりに減少するなど3業種が減少したのに対し「食料・飲料・たばこ」(+1.0%)や「化学製品」(+1.6%)、「産業機械」(+1.4%)など10業種が増加しています。

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 財別にみると消費財では耐久消費財(+0.8%)が2ヶ月ぶりに増加、非耐久消費財(+1.0%)は2ヶ月連続で増加しました。一方、設備投資に関係する投資財(▲0.2%)は7ヶ月ぶりに減少たのに対し中間財(+0.6%)は5ヶ月連続で増加しています。

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 今後ですが内需をみると個人消費、設備投資ともに予想されたより底堅く推移、外需をみると輸出は輸入の伸びには劣りますが増加が続いており鉱工業全体の生産は緩やかに増加しそうです。


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