【ドイツ1月IFO企業景況感指数】
構成指数をみると足元の景況を示す現況指数は前月から+0.3ptの99.1と3ヶ月連続で上昇、半年程度先の見方を示す期待指数は前月から▲1.0ptの92.9と4ヶ月ぶりに低下しています。
今後ですが製造業は足元で需要が持ち直してきている模様で見通しも楽観的になってきているようです。一方、建設業は投資抑制の動きから事業活動は低調、先行きも伸び悩む見通しが依然として強いようです。
またサービス業は落ち着いているものの見通しは再び弱気な見方が広がるなど不安定となりました。商業は足元、先行きとも緩やかに改善が続いていますが内訳を見ると卸売業が改善したのに対し小売業が大きく悪化しており個人消費は弱まりつつあるように見えます。
まとめると製造業が貿易摩擦の進捗が思わしくない中でも徐々に持ち直しているものの内需は弱まりつつあるようで先行き懸念が再び強まったように見えます。このようななか中国で発生したコロナウイルスにより外需が再び…。
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ドイツのIFO経済研究所が27日に1月の景況動向調査(9000社を対象に景況に関する調査)を発表。
詳細はIFO経済研究所で確認できます。
1月のIFO企業景況感指数は前月から▲0.4ptの95.9と3ヶ月ぶりに低下しました。製造業の景況が改善したものの建設業の景況が悪化、先行きについても製造業で楽観的になったもののサービス業で楽観的な見方が後退、市場予想(97.0)を下回っています。
構成指数をみると足元の景況を示す現況指数は前月から+0.3ptの99.1と3ヶ月連続で上昇、半年程度先の見方を示す期待指数は前月から▲1.0ptの92.9と4ヶ月ぶりに低下しています。
現況指数を産業別にみると「製造業」(+5.3pt)が10ヶ月ぶりに上昇、「商業」(+2.0pt)が2ヶ月ぶりに上昇したのに対し「建設業」(▲5.9pt)が2ヶ月ぶりに低下しています。
今後ですが製造業は足元で需要が持ち直してきている模様で見通しも楽観的になってきているようです。一方、建設業は投資抑制の動きから事業活動は低調、先行きも伸び悩む見通しが依然として強いようです。
またサービス業は落ち着いているものの見通しは再び弱気な見方が広がるなど不安定となりました。商業は足元、先行きとも緩やかに改善が続いていますが内訳を見ると卸売業が改善したのに対し小売業が大きく悪化しており個人消費は弱まりつつあるように見えます。
まとめると製造業が貿易摩擦の進捗が思わしくない中でも徐々に持ち直しているものの内需は弱まりつつあるようで先行き懸念が再び強まったように見えます。このようななか中国で発生したコロナウイルスにより外需が再び…。
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