【5月商業動態統計速報】
経済産業省が29日に5月の商業動態統計(商業を営む事業者の商品・サービス販売額)・速報を発表。
5月の商業販売額は前年同月比4.9%増の36兆2140億円、前月は1.6%増。
卸売業は前年同月比6.3%増の24兆4550億円、前月は0.9%増。
小売業は前年同月比2.0%増の11兆7590億円、前月は3.2%増。
詳細は経済産業省で確認できます。
5月の商業販売額は前年同月比4.9%増と3ヶ月連続でプラスとなりました。内訳をみると卸売業販売額が前年同月比6.3%増と3ヶ月連続でプラスとなったほか小売業販売額も前年同月比2.0%増と7ヶ月連続でプラスとなっています。
小売業販売額の内訳をみると「各種商品」(▲1.6%)が15ヶ月連続でマイナスになったほか「飲食料品」(+0.1%)や「機械器具」(+0.8%)、「燃料」(+8.7%)が前月から上げ幅を縮小したのに対し「自動車」(+7.0%)や「医薬品化粧品」(+6.3%)が前月から上げ幅を拡大しています。
季節調整値でみると卸売業販売額は前月比0.5%減と2ヶ月ぶりに減少、小売業販売額も前月比1.6%減と5ヶ月ぶりに減少しました。ただ3ヶ月移動平均でみると卸売業、小売業ともに上向いているように見えます。
小売業販売額の内訳をみると「燃料」(▲5.2%)や「織物・衣服・身の回り品」(▲2.9%)が落ち込んだほか「各種商品」(▲0.6%)、「飲食料品」(▲0.3%)、「医薬品化粧品他」(▲0.4%)が小幅ながら減少したのに対し「自動車」(+0.1%)、「機械器具」(+0.6%)が増加しています。
今後ですが新車を中心に「自動車」や家電を中心に「機械器具」が一定の強さを維持しそうなのに対し原油価格の動きから「燃料」は伸び悩み、店舗数の減少から「各種商品」も前年を割り込む動きが続き、全体では前年を小幅ながら上回る水準で推移しそうです。
ただ消費者の収入は伸び悩む状況が続きそうなことから底堅さはなさそうで天候などの要因で下ブレしやすそうです。
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経済産業省が29日に5月の商業動態統計(商業を営む事業者の商品・サービス販売額)・速報を発表。
5月の商業販売額は前年同月比4.9%増の36兆2140億円、前月は1.6%増。
卸売業は前年同月比6.3%増の24兆4550億円、前月は0.9%増。
小売業は前年同月比2.0%増の11兆7590億円、前月は3.2%増。
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小売業販売額の内訳をみると「各種商品」(▲1.6%)が15ヶ月連続でマイナスになったほか「飲食料品」(+0.1%)や「機械器具」(+0.8%)、「燃料」(+8.7%)が前月から上げ幅を縮小したのに対し「自動車」(+7.0%)や「医薬品化粧品」(+6.3%)が前月から上げ幅を拡大しています。
季節調整値でみると卸売業販売額は前月比0.5%減と2ヶ月ぶりに減少、小売業販売額も前月比1.6%減と5ヶ月ぶりに減少しました。ただ3ヶ月移動平均でみると卸売業、小売業ともに上向いているように見えます。
小売業販売額の内訳をみると「燃料」(▲5.2%)や「織物・衣服・身の回り品」(▲2.9%)が落ち込んだほか「各種商品」(▲0.6%)、「飲食料品」(▲0.3%)、「医薬品化粧品他」(▲0.4%)が小幅ながら減少したのに対し「自動車」(+0.1%)、「機械器具」(+0.6%)が増加しています。
今後ですが新車を中心に「自動車」や家電を中心に「機械器具」が一定の強さを維持しそうなのに対し原油価格の動きから「燃料」は伸び悩み、店舗数の減少から「各種商品」も前年を割り込む動きが続き、全体では前年を小幅ながら上回る水準で推移しそうです。
ただ消費者の収入は伸び悩む状況が続きそうなことから底堅さはなさそうで天候などの要因で下ブレしやすそうです。
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