【アメリカ8月新築住宅販売戸数】
在庫戸数は前月比1.7%増の23万5000戸と2ヶ月ぶりに増加しました。販売戸数が減少、在庫戸数が増加したため販売戸数に対する在庫割合を示す供給月数は前月から0.4ヶ月増の4.6ヶ月となっています。
供給月数はブレが大きくなっていますので移動平均でならすと4.6ヶ月程度、適正水準はおおむね6ヶ月程度なので需要に対し在庫不足の状況が続いていると判断できます。
販売価格は中央値が前年同月比5.4%低下の28万4000ドルと2ヶ月ぶりにマイナスとなりました。ただ販売価格帯の動きをみると中央値未満の販売戸数が増加した影響が大きいようで販売価格は上昇が止まったかはまだ判断ができません。
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米商務省が26日に8月の新築住宅販売戸数(企業が新築住宅を販売した戸数)を発表。
8月の新築住宅販売戸数(季節調整値)は前月比7.6%減の年率換算60万9000戸。前月は65万9000戸に上方修正(速報65万4000戸)。
8月の新築住宅販売戸数は前月比7.6%減の年率換算60万9000戸と3ヶ月ぶりに減少しました。ただ市場予想(58万5000戸)を上回り、前年同月比でも20%超と高水準になっており住宅需要は底堅さを維持しているようです。
地域別にみると西部(+8.0%)が2ヶ月連続で増加したのに対し北東部(▲34.3%)が2ヶ月ぶりに減少、中西部(▲2.4%)と南部(▲12.3%)が3ヶ月ぶりに減少しました。
地域別にみると西部(+8.0%)が2ヶ月連続で増加したのに対し北東部(▲34.3%)が2ヶ月ぶりに減少、中西部(▲2.4%)と南部(▲12.3%)が3ヶ月ぶりに減少しました。
在庫戸数は前月比1.7%増の23万5000戸と2ヶ月ぶりに増加しました。販売戸数が減少、在庫戸数が増加したため販売戸数に対する在庫割合を示す供給月数は前月から0.4ヶ月増の4.6ヶ月となっています。
供給月数はブレが大きくなっていますので移動平均でならすと4.6ヶ月程度、適正水準はおおむね6ヶ月程度なので需要に対し在庫不足の状況が続いていると判断できます。
販売価格は中央値が前年同月比5.4%低下の28万4000ドルと2ヶ月ぶりにマイナスとなりました。ただ販売価格帯の動きをみると中央値未満の販売戸数が増加した影響が大きいようで販売価格は上昇が止まったかはまだ判断ができません。
今後ですが住宅需要には一定の強さがあり販売戸数は増加しやすい状況が続きそうです。ただ需要に対し供給が依然として追いついておらず販売戸数は上下にぶれつつ緩やかな増加にとどまりそうです。
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