satoki_segawa

こぼれおちるもの

個人的な経済指標観測と実践している投資状況のメモです。

15 4月

アメリカ3月輸入・輸出物価指数を振り返る

【アメリカ3月輸入・輸出物価指数】
 米労働省が12日に3月の輸入・輸出物価指数(海外から輸入もしくは海外へ輸出する財・サービス価格)を発表。

 3月の輸入物価指数は前月比横ばい、前月は0.3%上昇。
 輸出物価指数は前月比0.3%上昇、前月は0.2%上昇。

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 詳細は米労働省で確認できます。

 3月の輸入物価指数は前月比横ばいとなりました。食品・飼料価格が上昇したのに対し燃料・潤滑油価格が低下、市場予想(0.2%上昇)を下回っています。
 一方、輸出物価指数も前月比0.3%上昇と9ヶ月連続で上昇しました。

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 輸入物価の内訳をみると「食品・飼料・飲料」(+0.6%)が3ヶ月連続で上昇、「資本財」(+0.2%)が2ヶ月連続で上昇したのに対し燃料を含む「工業製品・原料」(▲0.1%)が8ヶ月ぶりに低下、「自動車・同部品」(▲0.2%)が4ヶ月ぶりに低下しました。
 なお燃料を除く輸入物価は前月比0.2%上昇と3ヶ月連続で上昇しています。 

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 輸出物価の内訳をみると「工業製品・原料」(▲0.4%)が5ヶ月ぶりに低下したのに対し「食品・飼料・飲料」(+3.3%)が2ヶ月連続で上昇しました。
 なお農産物の輸出物価は前月比3.4%上昇と2ヶ月連続で上昇しています。 

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 前年同月比でみると輸入物価は3.6%上昇と前月(3.4%上昇)から上げ幅を拡大しました。「工業製品・原料」(+12.1%→+12.4%)や「資本財」(+1.1%→+1.4%)が前月から上げ幅を拡大しています。

 輸出物価も3.4%上昇と前月(3.2%上昇)から上げ幅を拡大しました。「工業製品・原料」(+7.4%→+7.1%)が前月から上げ幅を縮小したのに対し「食品・飼料・飲料」(+0.7%→+2.9%)が前月から上げ幅を縮小しています。

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 今後ですが輸入物価は内需の強さや為替や原油価格動向を考えると前月比では小幅上昇、前年同月比では今の伸びを維持、輸出物価についてもほぼ同様の動きとなりそうです。

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15 4月

アメリカ3月消費者物価指数を振り返る

【アメリカ3月消費者物価指数】
 米労働省が11日に3月の消費者物価指数(家計に係る財・サービスの価格)を発表。

 3月の消費者物価指数・総合は前月比0.1%低下、前年同月比2.4%上昇。前月は2.2%上昇。

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 詳細は米労働省で確認できます。

 3月の消費者物価指数は前月比0.1%低下と10ヶ月ぶりに低下、前年同月比2.4%上昇と前月(2.2%上昇)から上げ幅を拡大しました。エネルギーが低下したもののサービスが上昇、食品・エネルギーを除いた総合(コア)は前月比0.2%上昇、前年同月比2.1%上昇と前月(1.8%上昇)から上げ幅を拡大しています。

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 食品は前月比0.1%上昇と2ヶ月連続で上昇しました。「果物・野菜」(▲0.7%)が低下したのに対し「肉・鳥・魚・卵」(+0.8%)や「穀物・パン」(+0.4%)などが上昇しています。
 前年同月比は1.3%上昇と前月(1.4%上昇)から上げ幅を縮小しました。「肉・鳥・魚・卵」(+1.7%→+2.1%)が前月から上げ幅を拡大したのに対し「果物・野菜」(+2.1%→+0.3%)が前月から上げ幅を縮小しています。

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 エネルギーは前月比2.8%低下と3ヶ月ぶりに低下しました。「ガソリン」(▲4.9%)が2ヶ月連続で低下したほか「ガス代」(▲1.2%)も低下しています。
 前年同月比は7.0%上昇と前月(7.7%上昇)から上げ幅を縮小しました。「ガソリン」(+12.6%→+11.1%)が前月から上げ幅を縮小しています。

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 食品・エネルギーを除く財は前月比0.1%低下しました。「衣料」(▲0.6%)や「中古車・トラック」(▲0.3%)が低下しています。
 前年同月比は0.3%低下と前月(0.5%低下)から下げ幅を縮小しました。「新車」(▲1.5%→▲1.2%)が前月から下げ幅を縮小したほか「中古車・トラック」(▲0.1%→+0.4%)が約2年ぶりにプラスに転じています。

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 エネルギーを除くサービスは前月比0.3%上昇しました。「帰属家賃」(+0.3%)が上昇したほか「病院費」(+0.6%)や「自動車保険」(+0.3%)、「航空運賃」(+0.6%)などが上昇しています。
 前年同月比は2.9%上昇と前月(2.6%上昇)から上げ幅を拡大しました。「帰属家賃」(+3.1%→+3.3%)や「病院費」(+5.0%→+5.2%)が前月から上げ幅を拡大しています。

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 今後ですが食品価格は小幅ながらプラス圏での推移が続き、エネルギー価格は鈍化するものの原油価格の動向をみると上げ幅の縮小は限定的なように見えます。
 食品・エネルギーを除く財については車などで上昇圧力が乏しい状態が続いているものの、エネルギーを除くサービスは通信費の押し下げ圧力がなくなり、家賃や自動車保険などは底堅い動きが続いていることから緩やかに上げ幅を拡大しそうです。

 以上から物価上昇率は2%半ば、コアについては2%近傍で推移しそうです。


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15 4月

イギリス2月鉱工業生産を振り返る

【イギリス2月鉱工業生産】
 英国立統計局(ONS)が11日に2月の鉱工業生産(事業所における生産状況)を発表。

 2月の鉱工業生産は前月比0.1%増の104.8(2015年=100)、前月は1.3%増。

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 詳細は英国立統計局で確認できます。
 
 2月の鉱工業生産は前月比0.1%増と2ヶ月連続で増加しました。電力・ガスが増加したのに対し鉱業・採掘業や製造業の生産が減少、市場予想(0.4%増)を下回っています。

 産業別にみると例年より気温が低かったことで暖房需要増加したことから電力・ガス(+3.7%)が2ヶ月ぶりに増加したのに対し修繕によるパイプライン閉鎖のため鉱業・採掘業(▲2.7%)は2ヶ月ぶりに減少しました。

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 鉱工業生産の7割を占める製造業(▲0.2%)は11ヶ月ぶりに減少しました。
 業種別にみると「医薬品」(+3.3%)が3ヶ月ぶりに増加したほか「電子機器・光学機器」(+2.2%)や「輸送機器」(+0.7%)が増加したのに対し「産業機械・装置」(▲3.9%)や「電気機械」(▲3.8%)などが減少しました。

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 財別にみると消費財では耐久消費財(+1.0%)が4ヶ月連続で増加、非耐久消費財(+1.3%)も3ヶ月ぶりに増加しました。設備投資に関係する投資財(+0.4%)も3ヶ月連続で増加しましたが中間財(▲1.8%)は3ヶ月連続で減少しています。

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 今後ですがイギリスの製造業を取り巻く環境を見ると物価上昇により内需は徐々に期待しづらく、外需は通貨安により一部製品については増加したものの、輸出全体では伸び悩んでおり楽観的な見通しは立てづらく生産は増加は維持できるもののかなり緩やかなものとなりそうです。

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